【建築中の現場から】雨の上棟日

現場の様子

お家づくりが始まって、土台部分の基礎だけだったわが家🏠
そこに一日かけて柱が全部組みあがる「上棟日」🌟
・・・だったのですが。
雨☂なんて聞いてません。

誰なのー!雨男や雨女が近くにいるんじゃないの?!
そんな恨めしい声がつい出てしまいそうです。

心配になって担当の現場監督さんに「雨なんですけど、上棟ってやるんですか?」って聞いてみたら
「雨でも上棟できますから、大丈夫ですよ」って言葉が。

でも、木造住宅の柱は木。
雨の中で屋根をつける前の木を野ざらしにするなんて、腐ったらどうするの。

「住宅で使う木はしっかり乾燥させているんです。乾燥した木って、水を吸わないんですよ。
それに、柱のようにカットした木材は更に水をはじくんです。」
きちんと理由も説明してくれる現場監督さん。

確かに、色々ブログとか見てても同じ説明が載っているし、嘘ではなさそう。
でも・・・

「雨の中で上棟になった時は、次の工程に行く前に、柱に対して含水率というものを測るんです。
建築時の基準は10%以下。
降られた雨の量も違うので、1棟ごと、1階・2階それぞれ5カ所は測っているんですよ。」

家全体を囲うようにくるまれた防水用のブルーシートと、6%台の含水率を示す写真。
きちんと1棟ごとの様子を確かめながら進めていくのが現場監督のお仕事です👌、と
測定値と共にお話いただきました😊🌟